こんにちは。三谷です。
先週末は久しぶりの対外試合という事で、
コロナ禍で選手を送り出してくれている保護者の皆さんやコートを貸していただいているクーバーさん、対戦してくださいましたチームの皆さんに本当に感謝です。
ありがとうございます🙇♂️
サッカーコーチとして、世の中を明るくできる人材を育成できればなと改めて感じます。
今回は久しぶりのゲームで感じた、
「過程」と「じゃんけん」について話したいと思います。
━ 過程 ━
今ちょうどサッカー日本代表もテレビでよくやってますが、DAZNやYouTubeでもJリーグや海外の試合を観ることが簡単にでき、
サッカーを学べる良い環境であり、世界の選手のプレーをお手本に練習する事ができます。羨ましい限りです。
ただ、そこに落とし穴も・・・
わかっておかないといけないのは、
テレビで観ているプレーは『過程ではなく結果である』という事です🤔
例えばバルセロナのFWメッシ。
左足でのドリブルが驚異的ですが、右足の技術やヘディング技術、キックの技術も全て高レベルです。
元川﨑フロンターレのMF中村憲剛さん。
パスで試合を操る司令塔ですが、元々はトップ下として相手組織を切り裂くプレーが持ち味でした。
リバプールのDFファンダイク。
最後尾からシンプルかつ的確なプレーで攻撃の起点になりますが、ドリブルで持ち上がれる技術も持っています。
プロ選手がそうプレーしているから、プロのチームがそういうサッカーをしているからそれをそのままマネしたら良いという訳ではありません。
プロ選手がプレーしているのはいろんな技術やアイデアや経験、チームの戦術を元にした「結果」にすぎないので、
そこだけ切り取らずそのプレーに行き着いた「過程」を育成年代である子ども達は大切にしないといけません。
なので、ジオーレの選手たちにはそこを避けて通らず、失敗が多く不格好になることを嫌がらず頑張って欲しいなと思います。
そんなチャレンジができるかどうかは、大人の関わり方にもかかってますが😁
━ じゃんけん ━
サッカーをジャンケンに例えて子ども達に説明する事があります✊✌️🖐
まずはパーもチョキもグーも出せる技術があるか。相手は3つ出せて、自分はパーしか出せないなら勝率は下がっちゃう。
そして駆け引き。
じゃんけん「ポン!」で同時に出すと五分五分の勝負になっちゃうので、
じゃんけん、ポン、「ポン!」と相手の手を見てパーならチョキ、グーならパー、と後出しで出す。
また、
じゃんけん〜で先にパーを出して、相手にチョキを出させてから、グーを出す。
さらに、
出せる手が3つよりも多かったら、相手は相当苦労する。
ってな感じです。
普通のジャンケンなら反則ですが(笑)
サッカーでこんな駆け引きができるようになればよりサッカーを楽しめるし、そこに必要な技術や能力は何かなと考えチャレンジできるように繋がって欲しいなと思います!
子ども達にもよく伝えますが、
うまくいかない事を練習しているのでできなくて当たり前。どうやったらできるか考えチャレンジする事が大切です😄
このまま対外試合や遠征合宿が続けてできる事を願って、子ども達とコツコツ頑張ります!
最後まで読んでいただきありがとうございました!